腕と腰の前後振り体操

足を肩幅より少し狭めに開き膝の力を抜いて緩めて立ち、
全身の力を抜きリラックスしながら、腕を前に2回、後ろに2回と
リズミカルに振って全身を前後に動かしていく体操です。


左右の足を腰幅ぐらいに開き、つま先を正面に向け立ちます。
膝は少し曲げ緩めた状態にし、両腕を「前にならえ」の要領で
前方に出し、手のひらを地面に向けます。

目線は、遠くの水平線を見ている感じです。

肩の高さまで持ち上げた腕の力を抜きストンと下に落とします。
その勢いで振子のように腕は後ろに向振り上がります。
腕振りの振幅は最初は小さく、徐々に大きくしていきます。

力を入れ勢いをつけることで動きが大きくなるのではなく
腕を振れば振るほどリラックスして身体がほぐれた結果、
肩が動く範囲が広がり腕の振りが大きくなっていく感じです。

腕振りをやめる時はゆっくりと次第に動きを小さくしていきます。

慣れてきたら緩めた膝や腰が自然に動く様子をじっくりと
感じながらやってみましょう。

上達してくると、手を前に振る時は踵に、後ろに振る時は両足の
人差し指 あたりに体重が移動するのを感じるようなってきます。
縦の振動が膝から腰、背骨へと伝わる感じも味わってみて下さい。

時間や回数は、最初のうちは疲れない範囲で行ってください。
運動習慣が無い方は、3分程度から始め、慣れるに従い時間を
のばしていきましょう!